純情可憐  8




こんなもの一つ付けるのを躊躇うのは、見ていてとても新鮮だ。
きっと嫌がるだろうと思っていた。
けれどどうせなら気に入ったものを付けたい。
所有物の証なのだから。
「あっ・・・や、や・・・っ」
後ろから押し込んだ。
すっかり俺の形を覚えてしまったのに、未だに怯えるように震える。
その背中を見て、思わず唇を舐めてしまう。
「・・・嫌? 止めるか?」
「・・・・っ」
肩越しに睨み上げられる。
俺を挑発して楽しいのか?
やっぱり一発でわかる所有物の証は必要だ。
あとで勝手に嵌めとこう。
それとも、やっぱり首輪を付けて閉じ込めたほうが良かったか?


to be continued...



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