拍手11 自作キャラに10の質問 



Q 今までしたバイトで一番高額だったものは?


恭司×皇紀

「今働いている以上に稼いだことはない」
「あ、皇紀さんはそうだよね」
「お前はなんだ? バイト、沢山してそうだな」
「うーん・・・一番高い・・・あ、ホスト?」
「なに?」
「友達の代理でさ、一ヶ月だけだけど結構面白くって」
「・・・いつだ」
「ええと・・・大学入って、少し、して」
「未成年だろうお前!」
「ええー・・・んなの誰も気にしてないよ」
「気にしろ! 馬鹿! お前、そんなとこで、そんな・・・っ」
「あ、妬いちゃった? 皇紀さん、大丈夫だよーあんなの全部遊びだしさぁ」
「うるさい」
「過去のことじゃん?」
「黙れ!」
「昔のことにヤキモチ妬いてたら、俺なんて幾つ身体があっても足りないんですけど」
「向こう行け! くっつくな!」
「やだ。このままほっとくと、皇紀さん拗ねちゃうでしょ」
「す・・・っ拗ねるか! 子供みたいに!」
「俺は拗ねるよ、子供だから」
「ば・・・っ」
「だからさ、ね? ちゃんと相手して、皇紀さん」


Q 不思議だなあ、と思ったことは?

夏流×貴弘

「不思議・・・うーん、この間、部活の帰りに道の街灯が消えそうでずっとでも点いてたこと?」
「お前、それのどこが不思議なんだ」
「だって、消えるなら消えればいいのになって思って」
「つまり、消えるときは潔く消えろ、と言うんだな」
「・・・・街灯の話だよな?」
「そうだったか」
「・・・・なんでそっち向いてんだよ」
「別に」
「別にって・・・なぁ、夏流は?」
「何が」
「何って・・・不思議に思ったことだよ」
「ない」
「・・・・・ないの?」
「ない」


Q 感動したことはありますか?

犬養×キナ

「ある! あのね、この間見たDVDで・・・」
「・・・・随分お手軽な感動だな」
「なんだよ! そういう犬養さんは、なんかあんの?!」
「あるよ」
「なに!」
「たまに素直になるキナを見たとき」
「・・・・・っはあ?!」
「でも、拗ねてそっぽ向くのも好きだな」
「・・・・・犬養さん、最近本気でコワレてるよね」
「壊してって言うのはお前じゃないか」
「・・・・・っエロオヤジ!!」


Q 好きだったけど嫌いになったものは?

立見×菊菜

「口紅、かな」
「・・・・え?」
「口紅、知らねぇのか?」
「し、知ってるけど、え、なんで?」
「嫌な女を思い出すから、嫌なんだよ」
「そう、なんだ?」
「お前の唇って、いつも赤いよな? 何にも付けてないのに」
「え、そうかな・・・?」
「ああ、喰らい付きたくなる」
「は?!」
「喰っていい?」
「だ、だめ!!」
「じゃ、お前は?」
「・・・・・・き、嫌いになりたい・・・っ」
「ふん、なってみろよ?」
「ばか立見!」
「てめ、やっぱり口塞いでやる」


Q 愛情が足りないと感じたことは?

新×チナ

「そんなの、毎日だよ」
「え・・・ええ?!」
「なに、新ってば、そんなに驚くこと?」
「だ・・・っだって、ち、チナ、そんな、」
「そんな? 不思議じゃないでしょ、僕、いっつも足りないよ」
「な、なんで? なに、何が、俺、何が、足りない」
「全部!!」
「ぜ・・・・全部?」
「そうだよ、もっと欲しいよ」
「・・・・これ以上、何を」
「もっと! 全部新が欲しいの!」
「全部、チナのものだけど」
「新は毎日更新されるでしょ!」
「・・・・・はい?」
「新しい新が毎日欲しいの!」
「・・・・・はぁ、」
「新は僕が欲しくないの?!」
「ほ、欲しい、です」
「もっと欲しくならないの?」
「な、なる、けど」
「じゃああげるから、僕にも頂戴!」
「それって・・・・その、毎日、その・・・して、いいって?」
「新が欲しくないなら、あげないけど」
「要ります!」


Q 最近嬉しかったことは?

仁埜寺×紀志裄

「そうだね、紀志裄が、名前を呼んでくれたことかな?」
「馬鹿ですか?」
「ちょっと・・・そんな嫌そうな顔で即答しないで欲しいな。さすがに傷つくよ?」
「傷つくんですか、先生が」
「硝子の心だからね」
「硝子は硝子でも、防弾硝子ですよね。ヒトの話も聞かない」
「聞いてるよ、君の声はとくにね」
「ではお聞きしますが」
「なんでしょう」
「先日発表された官能小説の、あの浴衣のシーンの説明をしてもらいましょうか?」
「あ・・・・・っ」
「あ?!」
「あれは、だねぇ・・・どうも、ホラ・・・あまりにその、浴衣姿の君が頭から離れなくて・・・」
「妄想と現実を一緒にするなんて! それでも小説家ですか!」
「一緒にするから小説家なんじゃないか・・・」
「なんですって?!」
「なんでもありません、ごめんなさい」


Q 今までで一番遠出した場所は?

央二×姫也

「んー・・・南極、かな・・・?」
「・・・・・・は?!」
「はって、なに?」
「はって、南極って聞こえたけど?!」
「南極って言ったからねぇ・・・」
「なんでんなとこ・・・っ」
「なんでって・・・オーロラが見たかったから、かなぁ・・・?」
「・・・・・・っこのクソセレブが!」
「その言葉は姫也が作ったの・・・?」
「うっせ!」
「姫也は? どこ・・・?」
「・・・・・軽井沢」
「え?」
「軽井沢!!」
「・・・それって、あのときの・・・?」
「そうだよ! 俺は立派な庶民だからな! そこだってかなりの遠出だ!」
「そう・・・・」
「・・・お前、その顔ヤメロ」
「ごめん、止められない。楽しいね、姫也・・・」
「ああ、そうかよ・・・っ」


Q 初ちゅーは何歳ですか?

レキフミ×ミチル

「何歳ですか」
「え・・・なに、そんな真剣に。やだよ、教えたら君・・・」
「なんですか、いいじゃないですか。もう時効でしょう、そんなこと」
「・・・・・怒らないのか?」
「ミチルさんの過去に、いちいち怒っていられませんよ」
「・・・・そう、じゃ・・・15、のとき」
「誰としたんですか?」
「だ・・・っ誰とでもいいだろう!」
「そこが重要ですが?」
「君ね! 君はいつなんだ!」
「君?」
「・・・・レキフミ! はいつ、なんだ!」
「俺は生後1日で姉にですが」
「ひっ卑怯だぞ! そんな答え!!」
「どうしてです? 嘘は言っていませんよ。姉が教えてくれましたから」
「・・・・・っ」
「ミチルさんと出来なかったことが、俺の人生最大の失敗ですかね」


Q 目の前の扉がどこでもドアだったら?

繕×春則

「とりあえず、永久機能を付けとく?」
「どこまでお前は現実的なんだ」
「だってさあ? 重要じゃん。それさえあったら海外だって行き放題だぜ?」
「そんなに海外に行きたいのか」
「てか、旅費がタダ?」
「・・・・・」
「時間も浮くし、すぐに――会える、し」
「誰に会うつもりだ」
「そんなの・・・・・」
「ん?」
「・・・・すっげ、ムカツク顔!! 少なくとも、お前にじゃねえ!」
「ふぅん」
「だから・・・っその見透かしたような顔ヤメロ!」
「これが地だ」
「んなはずねーだろ! 後で覚えてろよ、てめ」
「そういうお前が覚えてろ。忘れたとは言わせないからな」


Q サンタクロースは何歳まで信じてましたか?

航太郎×深津

「空を飛んでくる、って意味なら、3歳かな」
「えっ?! 早くないですか?!」
「そうか? 深津は?」
「僕は・・・12歳かなぁ、その歳のクリスマスに、母が、父さんがもういっぱいいっぱいだからサンタは無理だって言って、」
「・・・知らされたのか」
「・・・・はい」
「びっくりしたろ?」
「しましたけど・・・あっ、なんで笑うんですか、航さん!」
「いや、だって・・・父親がサンタだって知った子供の深津って、可愛かったろうな、と」
「・・・っ3歳で夢を失くしちゃった航さんに言われたくないです!」
「夢は失くしてないよ、ただ・・・そのときに、テレビで現実のサンタを見ただけで」
「ああ・・・えっと、北のほうの国に居るっていう?」
「そう、テレビ番組でやってたのをたまたま見て、空も飛んでないし、おもちゃも作ってない、と」
「・・・・・」
「なんだよ、その可哀想な顔! 深津!」
「だって・・・3歳で航さんの夢が・・・」
「だから俺の夢は失くなってないって!」
「航さんの夢ってなんですか?」
「知りたい?」
「はい」
「じゃ、耳かして」
「はい・・・・航さん、どうして手が腰に回ってるんですか?」
「んー? 条件反射?」
「航さん!」


Q ラブホで知り合いとすれ違ったらどうしますか?

本間×相地

「え・・・そんな状況になったことがないので、分かりません」
「軽く片手を挙げて挨拶する」
「そうなんですか? それだけ?」
「それだけ。・・・なぁ?」
「はい」
「他に、言うことは?」
「え? 何をですか」
「そりゃ・・・そんな状況に、誰と合ったんですかーとか、誰と行ったんですかー、とか」
「聞くものですか?」
「うーん・・・まだまだ愛情が足りねぇ」
「はい? どういう意味ですか、もしかして俺に、やきもちでも妬けって言うんですか?」
「妬いてくれるなら、嬉しいね」
「過去に気持ち割くほど、余裕ないです、俺は。森澤あたりなら・・・可愛く拗ねてくれるでしょうけど」
「ふぅん」
「・・・なんですか、その気持ち悪い笑い顔」
「別に?」
「別にって顔じゃないじゃないっすか! なんなんですか、もう!」
「いいから、愛情足りてるわ、俺」
「はい?!」


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fin



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